東京 三鷹市で出張買取 グレッチ ギター G6119 テネシーローズ

東京 三鷹市のお客様からグレッチのギターの出張買取のご依頼です。

三鷹方面へは直線距離だとそれ程遠くないのですが、うちから向かう場合は環八か多摩堤沿いを通らなければいけないので、渋滞する時間だと1時間前後かかります。今日は夜の出張買取のご依頼だったので道も所々空いていて40分位で到着しました。

今回ご依頼いただいたお客さんは出張買取のご利用は初めてです。大手楽器店さんのネット上に掲載されてる買取価格を信じて直接持ち込んだところ、予想以上に低い査定額を提示されがっかりされ、地元のリサイクルショップでも査定したみましたが、それよりさらに低い査定額を提示され最終的に当店にご相談いただいたお客様です。

他のお客様からもお話を聞きますが、ハードケースのギターの場合は持って帰るのが重いので、査定額が低くてもその場で売ってしまうんだとか。。。

さて今回、買取したギターがコチラ↓
グレッチ ギター 買取した品

Gretsch G6119-1962HT Chet Atkins Tennessee Rose です。オレンジカラーに鮮やかなゴールドパーツが印象的なナッシュビルに対して、ダークチェリー(ダークウォルナット)にシルバーパーツの組み合わせでシックな雰囲気のテネシーローズです。ピックアップは『ハイロートロン』。高域(ハイ)から低域(ロー)まで広いレンジをカバーするという意味のネーミングなんですね。

ギター グレッチ 買取した品

サイズは普通のハムバッカーですがシングルコイルなので歯切れの良い音がします。比較的新しい年代のモデルなので金属パーツとかもまだ綺麗ですね。

Gretsch テネシーローズ 査定品

お客様曰く、お店に持ち込んで査定した時には「ネックが反れて波打ってる」と言われたそう。ネックが「波打った」状態とは下のイラストのような感じです。

確かにお客様の楽器を見るとネックが12f~14f近辺で曲がってる状態で、トラスロッドを締めすぎてるせいか5fあたりでは逆に反れてます。順反りと逆反りが混ざったような状態になっています。

これだとそのままの状態で売るとなると「ネックが波打った状態です」と表記して販売しなくてはいけなくなるので、ほとんど楽器店ではクレームにならないよう格安価格で売ってしまうか、きちんと修理してから売るのです。

傷の部分については範囲は小さいですが確かに塗装が欠けて木部が見えてます↓
Gretsch ギター 査定した品

お客さんの話では、少し金額が低いくらいなら売ってしまうけど4万も査定が下がったのでその時は持って帰ろうと決めたそうです。査定が低くなったのは傷とネックの反りが原因ですが、ネックの反りの方が問題としては大きいですね。

誤解の無いよう説明しますと、例えばネックが反れているギターを修理する場合、トラスロッドでも反りを修正できないような場合には通常修理代で2万~3万位は掛かります。

一番オーソドックスなアイロン矯正による修理でも工賃が大体8000円~1万、アイロン矯正をするとフレットのすり合わせもセットで行うパターンが多いので、それらを合計して25000円位でしょうか。

こういった費用が掛かってしまうから査定が下がるんです。

ただ今回のお客様のギターの場合は、アイロン矯正の後にフレットのすり合わせが必要かと言うと、フレットそのものは消耗や高低差が少ないのですり合わせ作業は必要が無いと判断できます。フレットの状態を見てもそれ程酷い凹みは見られません↓
Gretsch ギター 買い取りした品のネック

現時点で音詰まりや弦のビリつきが無くても、アイロン矯正した後に音詰まりが出るかもしれないというのがフレットのすり合わせまで考慮するお店側の言い分ですが、今迄にも沢山のネックを修理してきてましたので経験上必要が無いことが分かります。

最終的には2万弱高く査定して買い取りさせていただきました。ネックの反りが原因で最終的に査定を下げられてしまうことは非常に多いんです。それも少し下がるくらいの金額では済まなくなりますから大変です。もし状態に確認が持てないような場合は是非ご相談下さい。

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